単身赴任帰りの夫が結婚当時とまるで別人に。 人生100年時代において、「老後ライフ」の設計は大切。 夫の定年を老後の始まりと捉え、共通の趣味を見つけたり、 旅行の計画を立てたりしようと考えている人もいるのでは … 「指図ばかり!」と突然キレて この地に住んで三十余年、ついに町内会長の大役が... 続きをみる
貧者の一灯 ブログの新着ブログ記事
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愛憎 伍子胥と熊勝、そして専諸(子仲)は、危機を脱し 呉への道を急いだ。 しかしその途中で三人揃って流感にかかるなど、 道中は困難を極めた。 ときには物乞いをして空腹を満たしたことも あるくらいである。 しかしどうにか彼らは呉に入国することに成功した。 このとき彼らを迎えたのは公子光こうとい... 続きをみる
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一番追突事故が多い車の色は青。少ない車の色は黄。 車体カラーは黄色や赤がよい。 ある保険会社が、過去どのような車が事故に 遭っているか、メーカー、排気量、形状など 様々な視点から集計を行った。 車体カラー別での統計で、追突事故による被害は、 青が最も多く25%も占める結果となった。... 続きをみる
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ある冬におきた火事は強い北風にあおられて、 百二十をこえる町が焼けてしまったのですが、 この大火事でも無事だった家がありました。 それは麻布(あざぶ)という町の山崎(やまざき) という侍の屋敷で、まわりの家々が全部焼けて しまったのに、この屋敷だけはどこも焼けず にすみました。 これは、それにまつ... 続きをみる
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離婚後の子の不幸は同居親への遠慮から生じる 新型コロナウイルスは、家族関係にも大きな影響を 及ぼしているようだ。 外出自粛で家族が顔をつき合わせることが増え、 それまで外で息を抜くことで保っていた関係が 一気に煮詰まり、家族トラブルが深刻化。 当初は、それこそ「コロナ離婚」が増えるのでは... 続きをみる
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愛憎 申に戻った紅花は、奮揚を相手に茶飲み話をしている。 二人の話題は主に秦の公女の件であり、その美貌や境遇、 そして今後についてであった。 「あのお方は、未だお若い。対して楚王はすでに老齢だ。 数年後には……」 奮揚の言いたいことは、紅花にもわかる。ごく近い将来、 嬴喜は夫を失い、未亡人と... 続きをみる
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ツツガムシ病とは、ツツガムシというダニの一種が 保有する細菌によって引き起こされる 人獣共通感染症です。 昔は東北地方に発生していた風土病とされていましたが、 菌を保有するツツガムシが他にも居る事が判明。 現在では日本全国だけでなく、アジアの広域で 毎年発生している感染症となっており... 続きをみる
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ある正月の事、この酒屋の店先に見慣れない おじいさんが立っていて、酒屋をじっとながめて いましたが、そのうちに大きく頷くと、店の中へと 入っていきました。 「すまんが、酒を一升くれんか」 「はい、ただいま」 店の小僧が、一升徳利を差し出すと、 「おお、これこれ、いい香りじゃ」と、おじいさんは その... 続きをみる
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掲示板でも Twitter でも Facebook でも どこでも 不毛な議論は起きている。 実はネット以外の場所でも議論が成立すると いうのはすごく難しいんじゃないだろうか。 インターネット上では、正解なんてあるはずもない 問題について「誰の意見が正しい か」という議論 が延々と続くこと... 続きをみる
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「お前は、かつて俺に剣を突きつけて前向きに 生きるよう促したはずだ。 晋という大国の君主が我らになにかを期待して いるのであれば、それに従って行動するのが 筋というものではないか。 当然、見返りがあるはずだからな」そう言うと、 それ以上子仲の話には取りあおうとしなかった。 子仲の胸は不安で満たされ... 続きをみる
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20代の頃、体験した話。 親友の1人が失恋をして、かなり不安定な状態だった 時がありました。 彼女の両親がいくら励ましても塞ぎ込んでいくばかり。 恋愛に振り回されるタイプではなかったので、 尚更心配になります。 確かに彼女の表情は暗く、まるで別人のように なっていました。 オシャレさんだっ... 続きをみる
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一人娘だった為、娘が年頃になると隣村から 婿さんをむかえました。 二人は村でも評判の、大変仲の良い夫婦となりました。 ところが婿さんは美しい嫁さんのそばに少しでも長く いたいので、なかなか畑仕事に行きません。 そこで町の絵師(えし→絵描き)に嫁さんの絵姿(えすがた) をかいてもらい、仕事をする時は... 続きをみる
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江戸時代に中国から日本に伝わった「陰騭録」という 書物があります。 これは「徳と罪」「因果の二法」について書かれた本です。 著者は中国の明の時代の高級官僚で袁了凡 という人です。袁了凡は若い頃、運命論者でした。 ある高僧に出会って、運命論者から運命開拓者に 変わりました。 「陰騭録」の「陰」とは、... 続きをみる
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「運命に逆らえず、人の意志に弄ばれ、 このまま一生を終えるかと思うと、私は何のために この世に生を受けたのか、と思ってしまうのです。 こんなことなら……子など産まなければよかった」 そう言いながら、嗚咽するのである。 おそらくはいままで誰にも明かさず、胸に秘めてきた その言葉を、その女性は... 続きをみる
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地元のちっさいレンタルビデオ屋でバイトをしてました。 レンタルビデオ、と言っても大きい名の知れた チェーン店じゃありません。 個人営業の、一昔前まではよくあった、エロ本屋と エロビデオ屋がくっついたみたいな小さなビデオ屋です。 店内は当然エロビデオやエロ本ばかり。 最初はちょっとドキドキし... 続きをみる
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男の家は貧乏でしたが、お嫁さんと二人で 仲良く暮らしていました。 ある日の事、お嫁さんに赤ちゃんが生まれました。 ところがお嫁さんはお産のために体が弱っていたので、 あまりお乳が出ません。 そこでお嫁さんはお肉を食べて力を付けようと思い、 夫に頼みました。 「わたし、お肉を食べたいのですけれど・・... 続きをみる
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5月28日午前。東京・練馬区の、石神井川のほとりに 佇むこぢんまりとした斎場に、溢れんばかりの弔問客 が詰めかけた。 収容人数100人の会場に300人超の行列。 その多くは、20歳前後の青年や、10代の学生たち。 彼らは最愛の恩師に別れを告げた。 1週間前の5月21日未明、練馬区立のA中学校教諭・... 続きをみる
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「男子が生まれた」その日、包胥は奮揚に告げた。 突然のことだったので奮揚は何のことかわからなかったが、 やがてそれが楚の新たな太子が生まれたことを意味 することに思い当たる。 それは、彼にとって良いとも悪いともいえる出来事だった。 楚に生きるひとりの国民としては、男子の誕生は 王朝の安定に繋がる。... 続きをみる
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私はとあるマンションの最上階に住んでいたのですが、 そこだけ他より広い間取りで、ワンフロアに 2部屋しかありませんでした。 入居した時の隣人はスナックを経営しているおばちゃんで、 会うと挨拶をしてくれる様な感じの良い人でした。 そのおばちゃんも数年後には引越しをしてしまい、 しばらくは空き家になっ... 続きをみる
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そこには悪いカッパがいて、夏になると近くを通る 子どもを水の中に引っ張り込んでしまうのです。 ある日、黄石(おうせき)という医者がカッパを改心させようと、 知り合いの和尚さんに相談しました。 「わかりました。それではさっそく、ありがたいお経を カッパに読んで聞かせましょう。 たとえカッパでも、心あ... 続きをみる
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業界全体の営業収入は昨年対比で大幅減 新型コロナウイルスの影響が直撃したタクシー業界は、 壊滅的な打撃を受けた。 全国タクシー・ハイヤー連合会の緊急サンプル調査 によると、タクシー業界全体における2020年3月以降の 営業収入は昨年対比で20~60%強落ち込んでいる。 とくに深刻なのが乗務員達の収... 続きをみる
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「明日にでも晋に向けて出発する。準備をしておくのだ」 そう命令する太子の表情は、これまでになく明るい。 少し前までは、父王に誅殺される運命をただ 受け止めようとしていた鬱屈した青年だったはずだが、 いまは晋に向かうことを希望と感じているかのようであった。 「子胥どの。異存はないですか」 子仲は、伍... 続きをみる
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私が小学生くらいの頃の話です。 当時、私は1人でお風呂に入る日もありましたが、母親と 一緒にお風呂に入る日も時々ありました。 母にその日あった出来事を話したり、ふざけて母を 笑わせたりしてコミュニケーションを取るのが、 私は好きだったのです。 我が家の脱衣所は外へ出られる勝手口があった のですが、... 続きをみる
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「ごめんなさい。今晩、泊めてください」 お百姓さんが、宿屋の前でそう言うと、 「はい、ただいま。さあ、どうぞどうぞ」 宿屋の女中(じょちゅう)さんは、お百姓さんを部屋に 案内しながら言いました。 「ご飯を先にしますか? それともお風呂にしますか?」 「へえ、お風呂に入れてもらいましょう」 「では、... 続きをみる
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テレビ番組の街頭インタビューの定番スポットと言えば、 お年寄りならとげぬき地蔵のある巣鴨、若者なら渋谷か 原宿、そしてサラリーマン、とくにほろ酔い加減の人に 聞くなら新橋だろうか。 そんな飲食店が密集した「サラリーマンの街」新橋に、 24時間営業のインドアゴルフ練習場がオープンした。 「GOLBA... 続きをみる
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「つきましては」 子産は特有の柔和な表情で、伍子胥 に向けて語り出した。 子仲についてはもはや説得不要、と考えているの かもしれない。 「太子さまを含め、あなた方には晋国に赴かれることを お勧めします。なにぶん私どもの国は楚に近く、彼らから あらゆる干渉を受けやすい。 あなた方が、故国である楚を... 続きをみる
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アムロジピンなどジヒドロピリジン系で有名な副作用で、 機序別分類では以前は薬物毒性型でしたが、最近では 薬理作用型に分類されています。 ①歯肉肥厚とは 歯茎が腫れてくる副作用で、口の中が痛み、食事がしに くくなります。局所的な副作用のため軽度の副作用分類に なりますが、患者さんのQOLに大きな影響... 続きをみる
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その中の一人で、私の気持ちとしては親友という感じでは なったのですが、好きなアーティストが一緒だったことから 意気投合してよく一緒にいたA子という友達がいました。 A子の外見は性格も外見も華やかなタイプではなく、 物静かな感じで、その割に自分と同じアーティストが 好きなんだと、最初は意外に思ったも... 続きをみる
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「やりたいことがあるけど時間がない」 「仕事や勉強が間に合わず時間が足りない」。 そのようなとき、「眠らないで済むなら……」と考えること がありますよね。古今東西を問わず、睡眠研究者も 長年「短時間睡眠法」に取り組んできました。 短時間睡眠生活を目指す一番シンプルな方法として、 睡眠時間を徐々に短... 続きをみる
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当時、大学生だった私はオートバイに乗って、付き合って いた彼女と色々な所へ旅行するのが楽しみでした。 これはその時に体験した話です。 旅行のルールとして、学生でお金に余裕がありません でしたので、なるべく費用がかからない場所へ出向いて 1泊をします。 宿は予約などせずに、現地で見つけたラブホテルか... 続きをみる
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それを聞いた人たちは、珍しい物を持って次々と城へ 出かけました。 でも、色々と珍しい物を持っている殿さまは、 「こんな物、 ちっとも珍しくない」 と、みんなを追い返してしまいました。 さて、この国にカブを専門につくっているお百姓 (ひゃくしょう)さんがいました。 お百姓さんは大きな大き... 続きをみる
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一卵性双生児二組の四つ子のお母さんである石原舞さん (27)。19歳で妊娠がわかり、20歳で出産。現在は小学生 になった4人の子どもの育児に奮闘中だという。 四つ子ママ・石原さんインタビュー 石原 妊娠がわかったのは5週目の時でした。 検査薬で陽性反応が出たので、産婦人科に行って、 そこで妊娠が... 続きをみる
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この噂を聞いた韓信の父は、役所へ出かけ、楊の弁護を しようとした。 しかし弁護といっても現代のように裁判の場があるわけ ではない。彼のしたことと言えば、役所の建物にむかい、 大声で「楊を助けてやってください」と喚くことだけであった。 最初のうち、役人たちは聞こえない振りをしていたが、 四日も五... 続きをみる
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この噂を聞いた韓信の父は、役所へ出かけ、楊の弁護を しようとした。 しかし弁護といっても現代のように裁判の場があるわけ ではない。彼のしたことと言えば、役所の建物にむかい、 大声で「楊を助けてやってください」と喚くことだけであった。 最初のうち、役人たちは聞こえない振りをしていたが、 四日も五... 続きをみる
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コロナ禍での生活はストレスがたまります。 みんな、ストレスの発散を求めているようにも感じます。 このストレスは、免疫の働きを抑制する要因を指します。 がんと免疫は深い関係があります。私たちの体の中では毎日 たくさんのがん細胞が発生していますが、免疫細胞がこれ を排除し増殖するのを阻止してくれます。... 続きをみる
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本来であれば、見えている部分の印象が悪い人は、 見えない部分で良い事をしていると割増で良い人に見える、 という意味なのだと思うのですが… その逆もあるのだな、と感じた出来事がありました。 会社にTさん(仮名)という大人しい人が居ます。 このTさんという方が、まぁ仕事が出来ず周囲からも 疎まれていた... 続きをみる
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和尚さんは一匹の三毛ネコを自分の子どもの様に 可愛がっていましたが、今ではそのネコもすっかり 年寄りです。 ある日の事、和尚さんが村人の法事(ほうじ)に出かけて 夜遅くに寺へ戻って来ると、寺の中で何やら騒がしい 音がします。 (はて、どうしたんだろう?) 不思議に思った和尚さんが、そっと中をのぞく... 続きをみる
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ある冬の日の夕方、車に乗っていた男性が道路脇で ひとり佇んでいる年配の女性を見かけました。 男性は女性の車の前に停車し、事情を聞いてみることに しました。どうやら女性の乗っている年代物のフォードの 調子が悪いようでした。 男性は笑顔で女性に声を掛けましたが、女性は警戒して いました。 車が動かなく... 続きをみる
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秦の男子は皆、徴兵されると聞く。いずれは私にも、 この黒い甲冑を着て戦う日がやって来るのだろうか。 そう思いながら作業を進めていくと、珍しく帯剣した遺体が 目に入った。たいていの遺体は武具を奪い去られていたが、 慌ただしさもあったのだろう、何体かは武装したままの遺体 があったのだ。 その遺... 続きをみる
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ある民間の調査で、30歳代~40歳代のテレワークを経験 したことがある会社員1000人以上を対象に、「コロナ太り」 に関するインターネットのアンケートが実施されました。 「テレワークや自粛期間を経て、太ったと思いますか?」 と質問したところ、63%が「はい」と回答しています。 太ったと回答した人の... 続きをみる
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私は色々あって専門学校を中退し、都会から地元へ 戻った時がありました。 そして特に将来の予定もやる事も無い私は、たまたま街で 再会した中学時代の同級生に誘われるまま、コンパニオン のバイトを始めたのです。 コンパニオンの仕事は同じ内容でしたが、向かう会場は 違う事が多かったです。 その中に何度か行... 続きをみる
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むかしむかし、京都の木こりたちが、大勢で北山(きたやま) に出かけました。 木こりたちはいつの間にか道に迷ってしまい、お腹を空かせて 途方にくれていました。 すると突然、林の奥の方から人の声が聞こえてきたのです。 「助かった。あそこに人がいるぞ」 木こりたちが駆け寄ると、そこに現れたのは五人の 尼... 続きをみる
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いまも岐阜県高山市荘川町(旧荘川村)中野の国道156号沿いに ある御母衣ダム湖岸に佇む「荘川桜」。 春になると村人の眼を楽しませていたのが、 二本の老桜であった。 御母衣ダム建設にともない、 光輪寺と照蓮寺がと老樹も、 湖底に水没する運命にありました。 そこに立ち上がったのが、工事を推進する電源開... 続きをみる
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楚の滅亡 漢は秦を否定する人々の意志によって勃興したが、 それを説明するためには秦の功罪をも説くべきであろう。 秦は諸国を滅ぼし、天下に覇を唱えた。その滅ぼされた国々の ひとつに、楚という国がある。 かつて栄華を誇り、互いに覇権を競い合った諸侯国は紀元前 三世紀頃になると衰え、それぞれに滅亡の危機... 続きをみる
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がんは、遺伝子が傷ついて不死細胞ができる 「遺伝子の病気」ですが、「遺伝する病気」とは言えません。 実際、遺伝はがんの原因の5%程度にすぎませんから、 「ほとんどは遺伝しない」のです。 「両親ともがんだ」と聞けば、「がん家系」のような気がしますが、 一生の間に男性の3人に2人、女性の2人に1人が何... 続きをみる
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以前に夜のお店で働いていた時の出来事だそうです。 お店には入口のドアが2枚あって、外ドアと中ドアを開けなくては 入れない造りになっていました。 ドアとドアの間は風除室のようになっています。 小さな店でしたがそれなりに人気があり、母も常連さんの 相手をしていた時でした。 入口のドアが開いたと感じ、お... 続きをみる
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「あれは、なんじゃろうな?」 「気味がわるいのう。 何かよくない事でもおこるのかのう?」 漁師たちは毎晩浜辺へでて、心配そうに沖をみつめていました。 何度も船をだして調べてみましたが、どうして光るのかわかりません。 ためしに、大きなアミを海の底までおろしてみましたが、 アミにかかってく... 続きをみる