貧者の一灯 ブログ

信じれば真実・疑えば妄想

貧者の一灯・特別編













仕事のパフォーマンスを高めるには、どのくらい
睡眠を取るのが適切か。


「日本人に多い『寝ないで頑張ることが美徳』
という考え方は危険だ。


質より量が仕事の成果に直結した時代は、睡眠
時間を削ることに合理性があった。


しかし今の時代は集中力や想像力、コミュニケー
ションが重視される」という


睡眠を削ることは時代によって変化する


よく「時間は有限だからお金より大切」といいま
す。さらには、「1日はみんな同じ24時間だから、
寝る時間を削って活動時間を増やしたほうが得」
という発想に至ります。


特別な才能やコネがある場合を除いて、ビジネス
パーソンとして周りから認めてもらうためには、
どうしても仕事や勉強に時間を多く割かないとい
けなくなります。


人生は短いですから、仕事以外も楽しんで人生を
充実させようと思うと、何も生み出さない睡眠を
削ろうと考えがちです。


良くも悪くも「質より量」の時代だったので、どれ
だけ知識があるとか、どれだけハードな仕事に耐え
られたかが重視されていました。


今では知識はオープンになり、誰にでも手に入る
ようになりました。ある程度のレベルの仕事はAI
(人口知能)やコンピュータがしてくれるのが当
たり前の時代です。


そのような状況において最も重要になってくるの
が「仕事をしている時の状態(集中や想像がしや
すい良好な心身状態)」や「仕事をチームで行う
際の良好なコミュニケーション」です。


このジャンルは睡眠の最も得意分野となります。


睡眠は無料で頭の中のゴミを出し、記憶を整理し、
メンタルや体を回復させてくれます。


今の時代のビジネスに最も必要な要素を、睡眠は
タダで毎日作り出してくれるのです。


以前は寝ている時間を「無駄」な時間と捉えてい
る人が多かったのですが、海外では「トレーニン
グの時間」「パワーチャージの時間」と捉えるの
が普通になってきています。


何よりもともと人は寝ることに幸せを感じる生き
物です。寝ること自体を楽しみ、さらに寝ること
でたくさんの効果が得られるので、本当に良い睡
眠は取らないと大損なのです。


「8時間眠れていないので不調」は大間違いである


実は、厚生労働省が推奨する睡眠時間は「人それ
ぞれ」です。これは厚労省がいい加減なわけでは
なく、研究調査を重ねて出た答えが「人それぞれ」
だということなのです。


基本的に人間は個体差がありますから、必要な食
事量や体重などあらゆることが人それぞれです。


しかしそうは言っても基準がないと困るので、一
応平均値や安全範囲を決めているのです。


睡眠時間も最初は基準を決めようという話もあっ
たそうです。 ところが調べてみると、睡眠に全く
問題のない健康な人の睡眠時間は、なんと3時間
から10時間以上と7時間以上も幅があったのです。


このような事情から、厚労省は推奨睡眠時間や範
囲を決めないほうが良いと判断しました。とはいえ、
世の中では「8時間睡眠がベスト」と思っている方
が多いので、「8時間眠れていないので不調」とい
うことになるわけです。


実際に睡眠指導の現場では、50代になると平均で
最適な睡眠時間が6時間といわれているのに、7時
間しか寝れずに困っているとおっしゃる方がよく
いらっしゃいます。


最近は遺伝子研究がかなり進んできていて、少し
前まで20個といわれていた睡眠関連の遺伝子が351
個にまで増えました。


あと少しでほぼ解明できるところまで来ているそ
うです。


人はそれぞれ生まれ持った遺伝子で、ある程度最
適な睡眠時間が決まっているのですが、その基本
時間は年齢でどんどん減っていきます。


季節や気温、日照時間でもかなり変化しますし、
その日どれだけ体や頭を使ったかでも変わります。


繁忙期などのアドレナリンが出やすい時期は短眠
傾向になることも分かっています。


ウェアラブル装置の進歩もあって、近い将来には
誰でも簡単に自分の最適睡眠時間がわかるように
なるでしょう。


日本人は「睡眠時間を削って頑張ることが美徳」
と思いがち 寝ずに頑張ることが美徳という文化
が日本ではまだかなりあるように感じます。


さすがに徹夜を賞賛するような風潮はなくなりま
したが、ビジネスパーソンの睡眠相談では「夜も
つい仕事をして、眠れなくなる」「仕事をして家
事や育児をしていたら睡眠時間が4時間しか取れ
ない」などの相談が最も多いくらいです。


実際にそういった相談をされる方々が忙しいのは
事実なのですが、それ以上に「睡眠時間を削って
頑張ることが美徳」という固定概念が強いのがカ
ウンセリングから透けて見えてきます。


日本人はなぜか、遺伝なのか風土なのか「頑張ら
ないと生きている資格や価値がない」と思い込ん
でいる人が多いように感じます。


分かりやすいのが「寝ずに頑張る」というやり方
です。 しかし、このやり方は実は危険で、睡眠
が足りていないことを理由に、たとえ失敗しても
「こんなに頑張ったから仕方がない」と諦めて改
善しない傾向があるそうです。


「寝ずに努力する」ではなく「寝ることに努力する」


これはまさに自分も何度も経験があり、寝ずに頑張
ると、頑張ったこと自体に満足してしまってゴール
を見失ったり、最も重要な改善する意欲やアイデア
が出てこなくなるのです。


人は基本的に不安を感じたり、やる気を出すのは
実は簡単です。


生き延びるために逃げたり戦うモードになる
「交感神経」というスイッチが、たったの0.2秒
で反射的に入るからです。


それに対して、快眠に効果的なリラックス状態に
導く「副交感神経」はかなり意識的にコントロー
ルする必要があるのに加えて、慣れていないとス
イッチが入るのに5分ほどかかります。


つまり、快眠でリラックスするというのは、意識的
に努力しないと自然には起こらないというわけなの
です。


仕事で失敗してもこれまで通り「寝ずに努力」
するのか、「寝ることに努力」して、ハイパフォ
ーマンスを上げるのか。あなたはどっちを選び
ますか?…














真面目な優等生だった私が、いつのまにかパチ
ンコにハマり、人生が大きく変わりました。


自分がなぜ、こんなことになったのか、今でも
よく分かりません。  


ただ、最初にパチンコをした日のことはハッキリ
と覚えています。


私の親はとても厳しい人でした。なので、会社
の友だちに連れられ、初めてパチンコ屋に入った
時、「親に知れたら怒られるだろうな」と思いま
した。が、その日、ビギナーズラックで大当たり。


私は自分の力でスゴイことをやり遂げたような気
がしました。「こんな楽しい世界があったのか」
という感じです。


しかし、その頃はまだ一人でパチンコをする勇気
はなく、パチンコに行くことはしばらくありませ
んでした。  


その1年後、私は年下の男性と結婚し、実家を出
ました。


親は、年下の夫との結婚に反対でした。親の反対
を押し切って結婚した新婚生活ですが、理想と現
実の違いには失望することばかり・・・。


夫は仕事で忙しく、私と一緒にいる時間はあまり
ありません。夫は入社したてで給料が安く、生活
はいつもギリギリでした。


私もパートで稼ぎましたが、生活費だけで精一杯
で余裕がありません。そんな生活の中、私は一人
でパチンコをするようになりました。


パチンコで大当たりを出して、少ない生活費を増
やそうと思ったのです。


パチンコをしている時は、将来への希望がみなぎ
り、元気になります。退屈な生活の中、あの頃の
私の唯一のエネルギー源は「パチンコ」だった気
がします。


私は、夫とのすれ違い生活や金欠の不満を、すべ
てパチンコで解消していました。


その頃は、街でパチンコ屋の音楽が聞こえてくる
と、吸い込まれるように店内へ入ってしまいました。


現金を持っていると全部パチンコに使ってしまう
ので、現金は少ししか持たないようにしていまし
たが、私のパート先は個人商店なので、給料は口
座振込ではなく、給料袋で手渡されます。


私は、給料日は真っ直ぐ帰宅するように普段は気
をつけていましたが、ある日、どうしても我慢が
できず、パチンコ屋に入ってしまいました。


パチンコに夢中になり気づいた時には、給料袋は
空っぽでした。  


夫にバレないようにするため、私はOL時代に作っ
たクレジットカードでキャッシングをし、パチン
コで使った給料を補いました。


しかしその後、キャッシングの便利さを覚えた私
は、ちょこちょこ同じようにお金を借りてしまい、
そしてついに自分のカードだけでなく、夫のクレ
ジットカードに手を出してしまいました。


最初、夫は私に何も言わなかったので、私はバレ
てないだろうと思っていました。しかし夫はカー
ドの明細を見て気づいていて、秘かに悩んでいた
ようです。


でも、借金の原因がパチンコだということは、夫
は知りませんでした。


夫は、真面目な私がパチンコをするなんて想像も
できなかっただろうと思います。


夫と私はお互いに困っていたにも関わらず、この
問題について話し合うことはしませんでした。


そうしている間に、私の借金はどんどん膨れ上が
ってしまいました。



※…借金の果ての離婚  


最初、夫は自分の給料が安いから、私が借金した
のだと思っていたようです。だから夫は、私の高
金利の借金を返すため、会社から低金利でお金を
借り、借金の借り替えをしていたようです。


しかし、いつまでたっても減らない借金に、夫の
上司が心配して「奥さんと話し合いなさい」とア
ドバイスしたということです。


夫は私に「すべて話してくれ」と言い、私はパチ
ンコのことも含め、結婚生活への不満をすべて話
しました。


しかしその結果、夫に「離婚したい」と言われて
しまいました。夫が言うには、私は「反省してい
ない」ようです。


確かにその頃、私は思考が麻痺し、ボーっとして
すべてを人まかせにしていました。それが夫には
反省していないように見えたのかもしれません。  


結局、私は離婚して実家に戻りました。


その後、自己破産手続をして借金は無くなりまし
たが、私はヒマができると何をしてよいかわから
ず、イライラしました。


そんなある日、友人に心療内科を紹介され、通っ
てみることにしました。


イライラを抑える薬をもらって、カウンセリング
を受けるうち、私は自分自身のことをたくさん考
えるようになりました。


それまでは、自分自身のことを考えるのは面倒臭
い気がして、後回しにしていました。


今は、「自分自身が大事」と思えるようになり、
毎日きちんと「今を生きる」のが自分の目標です。


パチンコをやらなくても、楽しいことはいっぱい
あるということが最近分かりました。


これからは、自分が本当は何をしたいのか、きち
んと考えて生きていこうと思います。※… 













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