貧者の一灯 ブログ

信じれば真実・疑えば妄想

2022年4月のブログ記事

  • 貧者の一灯・森羅万象

    「やりたいことがあるけど時間がない」 「仕事や勉強が間に合わず時間が足りない」。 そのようなとき、「眠らないで済むなら……」と考えること がありますよね。古今東西を問わず、睡眠研究者も 長年「短時間睡眠法」に取り組んできました。 短時間睡眠生活を目指す一番シンプルな方法として、 睡眠時間を徐々に短... 続きをみる

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  • 貧者の一灯・妄想物語

    当時、大学生だった私はオートバイに乗って、付き合って いた彼女と色々な所へ旅行するのが楽しみでした。 これはその時に体験した話です。 旅行のルールとして、学生でお金に余裕がありません でしたので、なるべく費用がかからない場所へ出向いて 1泊をします。 宿は予約などせずに、現地で見つけたラブホテルか... 続きをみる

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  • 貧者の一灯・番外編

    オビラプトルは、ラテン語で「卵泥棒」という意味である。 オビラプトルの化石が最初に発見されたのは、 1923年のことである。 その化石は、モンゴルのゴビ砂漠で発見された。 この地域は、角竜(つのりゅう)のプロトケラトプスの卵の化石 が多く発見されることで知られている。 オビラプトルの化石は、卵が並... 続きをみる

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  • 貧者の一灯・一考編

    葉書には「水俣問題はまだまだ先が見えないのに私だけ 賞などもらっていいのだろうかと考えてしまいます」とある。 いつか夫婦ぐるみのつきあいとなっていたが、2012年の 6月11日に原田が77歳で亡くなってまもなく、妻の寿美子は 一切家を出なくなった。 いや、出られなくなったといった方がいいだろう。 ... 続きをみる

  • 貧者の一灯・歴史への訪問

    それを聞いた人たちは、珍しい物を持って次々と城へ 出かけました。   でも、色々と珍しい物を持っている殿さまは、 「こんな物、 ちっとも珍しくない」 と、みんなを追い返してしまいました。   さて、この国にカブを専門につくっているお百姓 (ひゃくしょう)さんがいました。   お百姓さんは大きな大き... 続きをみる

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  • 貧者の一灯・THEライフ

     一卵性双生児二組の四つ子のお母さんである石原舞さん (27)。19歳で妊娠がわかり、20歳で出産。現在は小学生 になった4人の子どもの育児に奮闘中だという。 四つ子ママ・石原さんインタビュー 石原 妊娠がわかったのは5週目の時でした。 検査薬で陽性反応が出たので、産婦人科に行って、 そこで妊娠が... 続きをみる

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  • 貧者の一灯・歌物語

    美空ひばりが歌うような歌は書かない、と言った阿久悠の 言葉は、旧態依然とした歌謡曲の世界への決別宣言の ように見える。 しかし、別の見方をすればひばりへの憧憬、 いつか自分 の詞でひばりに歌ってもらいたい、そういう思いもあった のではないか。 いくつかそう思わせる事実がある。 ひばりの歌を阿久悠は... 続きをみる

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  • 貧者の一灯・特別編

    浅田次郎さんは、いまや文壇の大御所ですが、 少し前まではどれだけ原稿を書いても採用されない、 作家志望の人でした。 自分には才能がないと思いつつ努力し続けたそうです。 作家という夢ではなくとも、自分の夢をもって努力している 人のために、決してあきらめなかった浅田次郎さんのお話 みんなから馬鹿扱いさ... 続きをみる

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  • 貧者の一灯・漢の韓信

    この噂を聞いた韓信の父は、役所へ出かけ、楊の弁護を しようとした。   しかし弁護といっても現代のように裁判の場があるわけ ではない。彼のしたことと言えば、役所の建物にむかい、 大声で「楊を助けてやってください」と喚くことだけであった。 最初のうち、役人たちは聞こえない振りをしていたが、 四日も五... 続きをみる

  • 貧者の一灯・漢の韓信

    この噂を聞いた韓信の父は、役所へ出かけ、楊の弁護を しようとした。   しかし弁護といっても現代のように裁判の場があるわけ ではない。彼のしたことと言えば、役所の建物にむかい、 大声で「楊を助けてやってください」と喚くことだけであった。 最初のうち、役人たちは聞こえない振りをしていたが、 四日も五... 続きをみる

  • 貧者の一灯・森羅万象

    コロナ禍での生活はストレスがたまります。 みんな、ストレスの発散を求めているようにも感じます。 このストレスは、免疫の働きを抑制する要因を指します。 がんと免疫は深い関係があります。私たちの体の中では毎日 たくさんのがん細胞が発生していますが、免疫細胞がこれ を排除し増殖するのを阻止してくれます。... 続きをみる

  • 貧者の一灯・妄想物語

    本来であれば、見えている部分の印象が悪い人は、 見えない部分で良い事をしていると割増で良い人に見える、 という意味なのだと思うのですが… その逆もあるのだな、と感じた出来事がありました。 会社にTさん(仮名)という大人しい人が居ます。 このTさんという方が、まぁ仕事が出来ず周囲からも 疎まれていた... 続きをみる

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  • 貧者の一灯・番外編

    温泉に浸かるとゆったりした気分になり、血の巡りが良くなり、 ハッキリと元気が戻ってくることを感じます。 なぜ、温泉に浸かると「良かった!」と思うのでしょうか? それは、体温が上がり、血液の粘度が上がって血流が 多くなり、同時に体の表面が暖まるので代謝が盛んになり、 人間の生体反応が順調になるからに... 続きをみる

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  • 貧者の一灯・一考編

    渥美清演ずる車寅次郎は「男はつらいよ」の3番をこう 歌い出す。その妹さくらが倍賞千恵子である。 たとえ妹がいなくても、それを彼女や母に置き換えて、 世の男どもは次のように続ける。 もちろん、さくら以外にも倍賞の当たり役はあるのだが、 何せロングランの超人気シリーズとあって、倍賞イコール さくらとい... 続きをみる

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  • 貧者の一灯・歴史への訪問

    和尚さんは一匹の三毛ネコを自分の子どもの様に 可愛がっていましたが、今ではそのネコもすっかり 年寄りです。 ある日の事、和尚さんが村人の法事(ほうじ)に出かけて 夜遅くに寺へ戻って来ると、寺の中で何やら騒がしい 音がします。 (はて、どうしたんだろう?) 不思議に思った和尚さんが、そっと中をのぞく... 続きをみる

  • 貧者の一灯・THEライフ

    ある冬の日の夕方、車に乗っていた男性が道路脇で ひとり佇んでいる年配の女性を見かけました。 男性は女性の車の前に停車し、事情を聞いてみることに しました。どうやら女性の乗っている年代物のフォードの 調子が悪いようでした。 男性は笑顔で女性に声を掛けましたが、女性は警戒して いました。 車が動かなく... 続きをみる

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  • 貧者の一灯・歌物語

    タイトルは「誰が歌謡曲を殺したか」という、いささか刺激的 なものだった。 これを書いたのは作詞家の阿久悠で、当時は癌との闘病 で入院中であった。 もう余命がいくばくもないことを感じていたのだろうか、 エッセイからは遺言のようなニュアンスが伝わってきた。 書き出しの文章は歌謡曲について、まず定義を確... 続きをみる

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  • 貧者の一灯・特別編

    たとえ仔馬の頃に知り合っていなくても、馬と心を通い合わせ ることはできます。 高齢になって出会った馬と人が深い友情を築いたエピソード アメリカのバーモント州に住むドニー・マクアダムスは、 2008年に老齢の元競走馬ワコーを引き取ることになりました。 そのとき、彼は自分がその老齢の馬と親密な関係にな... 続きをみる

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  • 貧者の一灯・漢の韓信

    秦の男子は皆、徴兵されると聞く。いずれは私にも、 この黒い甲冑を着て戦う日がやって来るのだろうか。   そう思いながら作業を進めていくと、珍しく帯剣した遺体が 目に入った。たいていの遺体は武具を奪い去られていたが、 慌ただしさもあったのだろう、何体かは武装したままの遺体 があったのだ。   その遺... 続きをみる

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  • 貧者の一灯・森羅万象

    ある民間の調査で、30歳代~40歳代のテレワークを経験 したことがある会社員1000人以上を対象に、「コロナ太り」 に関するインターネットのアンケートが実施されました。 「テレワークや自粛期間を経て、太ったと思いますか?」 と質問したところ、63%が「はい」と回答しています。 太ったと回答した人の... 続きをみる

  • 貧者の一灯・妄想物語

    私は色々あって専門学校を中退し、都会から地元へ 戻った時がありました。 そして特に将来の予定もやる事も無い私は、たまたま街で 再会した中学時代の同級生に誘われるまま、コンパニオン のバイトを始めたのです。 コンパニオンの仕事は同じ内容でしたが、向かう会場は 違う事が多かったです。 その中に何度か行... 続きをみる

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  • 貧者の一灯・番外編

    実像はそれだけではないようだ。 器用にそつなくこなす一方、挫折感も味わったし、 人と比べて落ち込んだこともある。 50歳を前に、「人生は何かを得れば何かを失う。 僕は今が良い」と語る。 一人の社会人として、一人の親として、いつも目の前のこと に率直な気持ちで向き合っている。 2021年9月15日、... 続きをみる

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  • 貧者の一灯・一考編

    それはフランスのシャンソン歌手、ジョルジュ・ムスタキ である。ムスタキはボブ・ディランのようなメッセージ・ ソングの歌い手としても知られる。 ビートルズのオーディション   あるとき船村は日本を離れる必要があってヨーロッパに渡り、 デンマークのコペンハーゲンに滞在した。 船村のヨーロッパ生活は2年... 続きをみる

  • 貧者の一灯・歴史への訪問

    むかしむかし、京都の木こりたちが、大勢で北山(きたやま) に出かけました。 木こりたちはいつの間にか道に迷ってしまい、お腹を空かせて 途方にくれていました。 すると突然、林の奥の方から人の声が聞こえてきたのです。 「助かった。あそこに人がいるぞ」 木こりたちが駆け寄ると、そこに現れたのは五人の 尼... 続きをみる

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  • 貧者の一灯・THEライフ

    いまも岐阜県高山市荘川町(旧荘川村)中野の国道156号沿いに ある御母衣ダム湖岸に佇む「荘川桜」。 春になると村人の眼を楽しませていたのが、 二本の老桜であった。 御母衣ダム建設にともない、 光輪寺と照蓮寺がと老樹も、 湖底に水没する運命にありました。 そこに立ち上がったのが、工事を推進する電源開... 続きをみる

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  • 貧者の一灯・歌物語

    第二次大戦が終わると、連合国による敗戦国ドイツや日本に 対する軍事裁判が行われました。 戦争犯罪人、いわゆる戦犯はA、B、Cの3クラスに分けて 裁かれました。   A級は「平和に対する罪」で、指導者たちによる侵略戦争の 計画、開始、遂行等、 B級は「通例の戦争犯罪」で、戦争法規に対する違反行為、 ... 続きをみる

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  • 貧者の一灯・特別編

    (あれ、おかしいぞ)…起床時、スマホに手を伸ばしたマサオミさん (仮名・当時55歳)はある異変に気付いた。 手がおかしい。右手の小指と薬指がこわばって動かしにくく、 うまく持てないのだ。 鈍く痛んでいるような気もする。きつい手袋をしているような 感覚だろうか。   スマホを離し、改めて手を握ったり... 続きをみる

  • 貧者の一灯・漢の韓信

    楚の滅亡 漢は秦を否定する人々の意志によって勃興したが、 それを説明するためには秦の功罪をも説くべきであろう。 秦は諸国を滅ぼし、天下に覇を唱えた。その滅ぼされた国々の ひとつに、楚という国がある。 かつて栄華を誇り、互いに覇権を競い合った諸侯国は紀元前 三世紀頃になると衰え、それぞれに滅亡の危機... 続きをみる

  • 貧者の一灯・森羅万象

    がんは、遺伝子が傷ついて不死細胞ができる 「遺伝子の病気」ですが、「遺伝する病気」とは言えません。 実際、遺伝はがんの原因の5%程度にすぎませんから、 「ほとんどは遺伝しない」のです。 「両親ともがんだ」と聞けば、「がん家系」のような気がしますが、 一生の間に男性の3人に2人、女性の2人に1人が何... 続きをみる

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  • 貧者の一灯・妄想物語

    以前に夜のお店で働いていた時の出来事だそうです。 お店には入口のドアが2枚あって、外ドアと中ドアを開けなくては 入れない造りになっていました。 ドアとドアの間は風除室のようになっています。 小さな店でしたがそれなりに人気があり、母も常連さんの 相手をしていた時でした。 入口のドアが開いたと感じ、お... 続きをみる

  • 貧者の一灯・一考編

    彼女がホストの神奈川テレビの番組に2度招かれた。 その時のことを話していたら、早野が「だんだん不愉快になるな」 と冗談まじりに言う。 岸と最初に対談したのは集英社で出していた『BART』という 雑誌で1994年である。この時は横浜の岸宅に招かれ、 手料理をごちそうになった。 その5年後、『パンプキ... 続きをみる

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  • 貧者の一灯・番外編

    2007年5月、熊本市の慈恵病院に「こうのとりのゆりかご」と 呼ばれる赤ちゃんポストが開設された。 〈ぼく〉はそこに預けられた。 成長とともに、「ゆりかご」は実の親が育てられない子どもを 病院が預かる仕組みだと知った。 そこには、「子捨てを助長する」という批判があること、 これまでに159人が預け... 続きをみる

  • 貧者の一灯・歴史への訪問

    「あれは、なんじゃろうな?」 「気味がわるいのう。 何かよくない事でもおこるのかのう?」   漁師たちは毎晩浜辺へでて、心配そうに沖をみつめていました。   何度も船をだして調べてみましたが、どうして光るのかわかりません。   ためしに、大きなアミを海の底までおろしてみましたが、 アミにかかってく... 続きをみる

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