単身赴任帰りの夫が結婚当時とまるで別人に。 人生100年時代において、「老後ライフ」の設計は大切。 夫の定年を老後の始まりと捉え、共通の趣味を見つけたり、 旅行の計画を立てたりしようと考えている人もいるのでは … 「指図ばかり!」と突然キレて この地に住んで三十余年、ついに町内会長の大役が... 続きをみる
2022年6月のブログ記事
-
-
-
-
愛憎 伍子胥と熊勝、そして専諸(子仲)は、危機を脱し 呉への道を急いだ。 しかしその途中で三人揃って流感にかかるなど、 道中は困難を極めた。 ときには物乞いをして空腹を満たしたことも あるくらいである。 しかしどうにか彼らは呉に入国することに成功した。 このとき彼らを迎えたのは公子光こうとい... 続きをみる
-
一番追突事故が多い車の色は青。少ない車の色は黄。 車体カラーは黄色や赤がよい。 ある保険会社が、過去どのような車が事故に 遭っているか、メーカー、排気量、形状など 様々な視点から集計を行った。 車体カラー別での統計で、追突事故による被害は、 青が最も多く25%も占める結果となった。... 続きをみる
-
-
ある冬におきた火事は強い北風にあおられて、 百二十をこえる町が焼けてしまったのですが、 この大火事でも無事だった家がありました。 それは麻布(あざぶ)という町の山崎(やまざき) という侍の屋敷で、まわりの家々が全部焼けて しまったのに、この屋敷だけはどこも焼けず にすみました。 これは、それにまつ... 続きをみる
-
離婚後の子の不幸は同居親への遠慮から生じる 新型コロナウイルスは、家族関係にも大きな影響を 及ぼしているようだ。 外出自粛で家族が顔をつき合わせることが増え、 それまで外で息を抜くことで保っていた関係が 一気に煮詰まり、家族トラブルが深刻化。 当初は、それこそ「コロナ離婚」が増えるのでは... 続きをみる
-
-
-
-
愛憎 申に戻った紅花は、奮揚を相手に茶飲み話をしている。 二人の話題は主に秦の公女の件であり、その美貌や境遇、 そして今後についてであった。 「あのお方は、未だお若い。対して楚王はすでに老齢だ。 数年後には……」 奮揚の言いたいことは、紅花にもわかる。ごく近い将来、 嬴喜は夫を失い、未亡人と... 続きをみる
-
ツツガムシ病とは、ツツガムシというダニの一種が 保有する細菌によって引き起こされる 人獣共通感染症です。 昔は東北地方に発生していた風土病とされていましたが、 菌を保有するツツガムシが他にも居る事が判明。 現在では日本全国だけでなく、アジアの広域で 毎年発生している感染症となっており... 続きをみる
-
-
ある正月の事、この酒屋の店先に見慣れない おじいさんが立っていて、酒屋をじっとながめて いましたが、そのうちに大きく頷くと、店の中へと 入っていきました。 「すまんが、酒を一升くれんか」 「はい、ただいま」 店の小僧が、一升徳利を差し出すと、 「おお、これこれ、いい香りじゃ」と、おじいさんは その... 続きをみる
-
掲示板でも Twitter でも Facebook でも どこでも 不毛な議論は起きている。 実はネット以外の場所でも議論が成立すると いうのはすごく難しいんじゃないだろうか。 インターネット上では、正解なんてあるはずもない 問題について「誰の意見が正しい か」という議論 が延々と続くこと... 続きをみる
-
-
-
「お前は、かつて俺に剣を突きつけて前向きに 生きるよう促したはずだ。 晋という大国の君主が我らになにかを期待して いるのであれば、それに従って行動するのが 筋というものではないか。 当然、見返りがあるはずだからな」そう言うと、 それ以上子仲の話には取りあおうとしなかった。 子仲の胸は不安で満たされ... 続きをみる
-
20代の頃、体験した話。 親友の1人が失恋をして、かなり不安定な状態だった 時がありました。 彼女の両親がいくら励ましても塞ぎ込んでいくばかり。 恋愛に振り回されるタイプではなかったので、 尚更心配になります。 確かに彼女の表情は暗く、まるで別人のように なっていました。 オシャレさんだっ... 続きをみる
-
-
-
一人娘だった為、娘が年頃になると隣村から 婿さんをむかえました。 二人は村でも評判の、大変仲の良い夫婦となりました。 ところが婿さんは美しい嫁さんのそばに少しでも長く いたいので、なかなか畑仕事に行きません。 そこで町の絵師(えし→絵描き)に嫁さんの絵姿(えすがた) をかいてもらい、仕事をする時は... 続きをみる
-
江戸時代に中国から日本に伝わった「陰騭録」という 書物があります。 これは「徳と罪」「因果の二法」について書かれた本です。 著者は中国の明の時代の高級官僚で袁了凡 という人です。袁了凡は若い頃、運命論者でした。 ある高僧に出会って、運命論者から運命開拓者に 変わりました。 「陰騭録」の「陰」とは、... 続きをみる
-
-
-
「運命に逆らえず、人の意志に弄ばれ、 このまま一生を終えるかと思うと、私は何のために この世に生を受けたのか、と思ってしまうのです。 こんなことなら……子など産まなければよかった」 そう言いながら、嗚咽するのである。 おそらくはいままで誰にも明かさず、胸に秘めてきた その言葉を、その女性は... 続きをみる
-
地元のちっさいレンタルビデオ屋でバイトをしてました。 レンタルビデオ、と言っても大きい名の知れた チェーン店じゃありません。 個人営業の、一昔前まではよくあった、エロ本屋と エロビデオ屋がくっついたみたいな小さなビデオ屋です。 店内は当然エロビデオやエロ本ばかり。 最初はちょっとドキドキし... 続きをみる
-
-
男の家は貧乏でしたが、お嫁さんと二人で 仲良く暮らしていました。 ある日の事、お嫁さんに赤ちゃんが生まれました。 ところがお嫁さんはお産のために体が弱っていたので、 あまりお乳が出ません。 そこでお嫁さんはお肉を食べて力を付けようと思い、 夫に頼みました。 「わたし、お肉を食べたいのですけれど・・... 続きをみる
-
5月28日午前。東京・練馬区の、石神井川のほとりに 佇むこぢんまりとした斎場に、溢れんばかりの弔問客 が詰めかけた。 収容人数100人の会場に300人超の行列。 その多くは、20歳前後の青年や、10代の学生たち。 彼らは最愛の恩師に別れを告げた。 1週間前の5月21日未明、練馬区立のA中学校教諭・... 続きをみる
-